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謂わばネタ掃き溜め保管場所
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企画お邪魔する用の。



ぴすわん 設定

・人間、エトワール、痣は右(利き腕)手首
・18歳
・隣国に嫁いでいた母が離婚して自国に戻ってきた際(3歳時)エトワールの能力が現れる。
・母の実家に戻ってきたが、エトワールの力が現れてしまったため、家中で疎まれ母親と二人「細民窟ルイン」のアパルトメントの一室で生活していた。
 母親は12歳の時に病で死去。その後、食いつなぐため、色々な雑用をこなして生活していた。
 「迷いの森スピラーレ」に群生する魔法薬に必要な薬草は、金になるため、奥の手として時々スピラーレに一人で行き、薬草を持ち帰り売っていた。ただしあくまで最終手段(迷いの森はエトワール以外迷ってしまう。周囲にエトワールだとばれてしまう可能性が高いから)
・身売り経験あり。外見が華奢で中性的なので女装した上で、が主だった。今は足を洗っている。(14半ば~クレセント移住前くらいまで)
・17歳に「市民街クレセント」に移住。
 ルインに住んでいた頃、顔見知りになった老人の雑貨屋「ナハティガル」を手伝う形で店の上に住まわせて貰っている。
 老人が半隠居状態なので店主代理。
・識字については母親が良家の出なため、難しい文学書がさらりと読める程度までは知識有り。
 ただ学問を専門的に教わったわけではないので(母親が基本的知識は与えている)専門書は読めても理解は出来ない。
 魔法薬に必要な薬草の知識は、生活のためとしてある程度理解している。
・白鳥・黒鳥ともに余り好んではいない。
 (エトワールとして狙うという意味では同意義だと思っていて、親子で苦しい生活を送らなければならなかったのも彼らが起因してるところが大きいからと考えている)
・酒も煙草も嗜んだことがある。

・真紅の髪、青紫(アイオライト)の瞳
・172cm。成長期に食生活が良くなかったため体格は華奢。顔立ちは中性的。
・名「エレン(Ehren)」姓は「クヴェルクローネ(Quellekrone)」。泉(Quelle)+王冠(Kurone)
 姓は母方のもの。名乗ることは殆ど無い。
・9月7日生まれ。

・仕事をしている時の一人称は「私」、プライベートでは「俺」。
 二人称は「あなた、あんた」が主。
 ルインで育ったため、言葉遣いが余り宜しくなく自覚あり。気を付けて喋ってる節がある。

・母親の名前「ナターリエ」

 


たたき台だけどこんな感じ。
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二人目、炭酸水の精霊の設定とか案とか。

ナナ【nana】

炭酸水の精霊。炭酸水(炭酸飲料も天然の炭酸水も含む)の精霊。夏や暑い日にふわっと姿を現すことがある。彼女の中でお気に入りはラムネ(ラムネ玉が可愛いから)
すかっと爽快な感じが好き。

名前の由来は「Lemonana」(砂糖入りレモン水)から。
ラムネはレモネードが日本訛りしたもの。

髪:緑っぽい青っぽいどっちつかずな感じ。
瞳:黄色?っぽいそんな感じ。

一人称:わたし
二人称:きみ

 

「あぁんもう!」
 長いマフラーをぐるりと巻いた少女が悪態を吐く。大きな鞄を提げ、暗闇に自分の影がまた濃く闇を落とす。そんな夜の世界で少女は大きく溜息を吐いた。
 本当は引き受け拒否でもしたら良かっただろうか。
 幾らなんでもお取り扱い出来ないものですとか言えば良かっただろうか。
「無理じゃん」
 抱えた荷物を見下ろして呟くと少女は歩く。
 送料に掛かる切手代は不備もなく揃っていた。小柄な少女が抱えるのがやっとの薄い布に覆われた荷物は、彼女の視界を遮ってしまうほどだ。
 ほとほと暗い道の、安定しない足下さえ見えない。
 もしここで襲われたりしたら溜まったものじゃない。
(挙げ句、日付指定まで。生ものですって)
 荷物に貼られた切手の金額が法外に近い高額なのは、集荷先の注文で理解した。
 頑張って順調に全行程を進んで何とかこなせる日数。荷物を抱え直して少女は大きく悩む。
「こんな時こそ速達便の出番じゃないの……」
 折角あるんだから。
 確かに捕まえるのは難しいけど。
 徒歩や馬車で移動する自分よりは余程早い。その鉄の単車を駆る配達人は。

「来てくれたって良いじゃん」
「テガミバチが荷物になる気か?」
「へ?」

 突然暗がりの岩場の上から声がした。
 振り仰ぐと人影がある。
「……あ! ローランサンじゃない!」
「お前。要請出したろ。近くだったから待ってたんだ。俺は暇じゃないんだぞ」
「僕だって暇じゃないよ」
 軽い身のこなしで岩場から降り立ったのは白銀の髪を持つ少年。
 呆れた様子で少女の腕から荷物を奪い取る。しげしげと伝票と切手を確認し、その後少女を見下ろした。
「待てば良かったのに」
「だってお願いしますって言われたから」
 集荷の時に断ろうとは思ったのだ。
 これは普通の便じゃ扱いが難しすぎる。だから要請を出しておくから速達便を使えと。何度か言おうとして、差出人の足下隠れるようにして様子を窺う子どもが「おねがいします」と言うものだから。つい断ることが出来なくて。
「ま、良いけど。次の配達先と方向が一緒だから乗せてく」
「本当?」
 少女の声が明るさを取り戻す。少年が苦笑した。
 片手で少女が両手で抱えていた荷物を器用に運び、岩場を上っていく。
 それに続いた少女が見たのは、暗闇の中。微かな光をはじき返す鉄の単車。暗闇の荒野を自在に走る疾風の術。
「持って」
 ぽいっと腕の中に荷物を渡され、慌てて受け取る。
 鉄の単車に跨った少年が「後ろ」と言った。心得たように荷物を取り落とさないよう固定して少女は少年の後ろに収まる。
 かちり。と回されたベルトが金具で繋がれた。
「飛ばすから、舌噛むなよ」
「はぁい」
 ぐっと掛かる重力。
 慣れない感覚に少年の上着を掴むと、少しだけスピードが緩んだ。肩越し振り返る少年が苦笑する。
「ごめん。ついいつもの癖で」
「ううん。大丈夫。ありがとね。これで枯らすことなく届けられそう」
 ふふと少女が笑い返すと、ハンドルを握り直した少年がまたスピードを上げた。
 


>>なんか、掴めなくて続かない!><
   ごめんね……!

 それは水銀。
 とろりと蝋燭の灯りを内包し、ゆるゆると滑らかな曲線を描き、円環を示す陣は魔力を注ぎ込まれ、煌々と浮かび上がる。
 小さく喉を鳴らしたイワンは利き手を上げた。陣を描くのは何も血でなくとも良い。要は一滴の血と術者の魔力を注ぎやすい媒体を選べば良いのだ。
 風が吹いた気がした。否、魔力が陣を介し流出し帰化する。定理に因り増幅されるエネルギーが白銀に似た髪を揺らす。

『素に銀と鉄。礎に石と契約の大公、祖には我が大師シュバインオーグ……』

 定型句。定められた依り代に導かれ、形成される、その、

『降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ』

 古びた本に書かれるは簡易な方陣。それ以外は口にする韻文のみ。余りにも簡易な術式形態にイワンは首を傾げたものだ。
 仕組みは分かる。英霊召喚と大それた言い方をしても、それは代行召喚に過ぎぬのだ。
 召喚は既に為され、術者は唯、現世に呼び留められた英霊と一つの依り代を持って契約を果たす。

『閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
 ――繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する』

 ちり、と手の甲が疼いた。
 召喚陣から溢れる魔力の奔流に合わせ、白い手を嘗めるかのように赤い文様が浮かび上がる。

『――――告げる』

 令呪。
 白い肌に禍々しく浮かび上がった契約の依り代が光を纏う。
 いよいよ召喚の収束に向け、魔力の奔流がイワンの細い身体を襲った。蹈鞴を踏む。
 
『告げる……!』

 視界を光が支配していく。
 脳裏に浮かんだのは、悲しげな笑顔だった。出来れば重すぎる責務を背負わせたくないと嘆いた母の。

『汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に、
 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ』

 でもそんなのは無理だ。
 最初から分かっている。この土地の魔術師として根ざすカレリン家の長子として生まれたからには、この運命から逃れられないと幼い頃から理解していた。受け入れていた。

『誓いを此処に』

 それでも。
(怖いものは、怖いけど)

『我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。
 汝三大の言霊を纏う七天、』

 最後の一句を口にしてしまえば戻れない。
 血塗られた戦いに投じることになる身に、震えが走った。
 臆病な自分は、出来れば時が満ち巡るのが当世でなければ良いとさえ思っていたのだ。

『抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!』

 行使となる呪を口にする。
 途端、膨れあがった魔力が一点に収束していく。強い衝撃を受け、腕で顔を庇う。目映い光が視界を奪った。
 カツン。石床を叩く踵の音。無人だった工房に降り立った神々しさを纏う気配。

 ――ああ、もう戻れない。今までの平穏な日々には。
 
 イワンは瞳を閉じ覚悟する。これから待つのは殺伐とした闘争の日々だ。

「令呪の導きにより召喚に応じ参上しました」

 ふ、と。冷涼な声が耳朶を打つ。それはイワンの想像と違う威圧的でも仰々しい物言いでも無く、どこか親しみのある丁寧さの声音だった。
 顔を庇っていた腕を下ろし、開けた視界の先に浮かぶ人影を見る。
 すらりとした均整の取れた体つきの青年が、イワンを見ていた。

「貴方が、僕のマスターですか?」

 


 自分が未熟だというのは重々承知だった。
 前当主だった父が早逝し魔術協会での恩恵が薄く、英霊召喚における媒体も用意出来なかったのもあるかもしれない。
 あるかもしれないけれど。
「……あの、それじゃ、あの」
 これはあんまりだ。とイワンは内心嘆いた。
 工房から小さな応接間へと移動した二人は、早速、互いの名を明かそうとしたのだが。
「ええ。そうです。僕は英霊は英霊ですが未来の存在です。貴方がいるこの時代には存在していません」
 まろやかな金髪の美丈夫は、口篭もるイワンを不思議そうに観察し、しかし確実にイワンの不安を抉った。
 なんでまた、そんな存在を召喚してしまったのか。
 抑も召喚対象となる英霊に未来の存在が含まれるなんて聞いたことがない。
 もしかしたら間違ったのだろうか。
 陣の描き方? 媒体? それとも召喚句?
 地下の工房で行った術式過程を顧みても、思い当たる節がなかった。ということはやっぱり未熟さと凡才ゆえの事故か。
 元々無茶だとは思ったのだ。
 魔術師の家系ではあるが、父が幼子の頃になくなり、残された書物と道具はあったが、ほぼ独学で魔術を身につけた自分には。
「ですからね」
 ぐるぐると纏まらない頭がネガティブ思考に染まりかけるのを、留めるように金髪の偉丈夫は指を立てて片目を瞑る。
「誰も知らないわけですから、弱点を知られずに済みますよ」
 ふふ、と笑みを零す英霊にイワンは言葉を飲み込む。
 同じ事を考えていたのに、真逆を言われ、まじまじと召喚したサーヴァントを見た。
「でもまぁ、人前で名を呼ぶならクラスの方が良いでしょうね。アーチャーと呼んで下さい」
「アーチャー……? 得手は弓なんですね?」
 英霊は与えられたクラスの座に縛られ召喚される。そしてクラスにより、得手は異なる。
 アーチャーと言うからには弓、或いはそれに準じた宝具を持つ名手であるのだろう。
 首を傾げたイワンに、しかしながらアーチャーは困ったように笑った。
「いえ、何と言えば良いんでしょうね。僕、弓は使えないんですよ」
「……はい?」
「ま、しっくり来るのがなかったからここで良いか状態だと思います」
 なにそれ。そんなの聞いたこと無い。
 矢張り間違えたんじゃないだろうか。抑も聖杯戦争に参加すること自体、大間違いだったんじゃないだろうか。
 頭を抱えたくなるイワンとは裏腹に、ソファに腰掛け足を組んでいたアーチャーが音もなく立ち上がった。
 目の前に立つ気配に、はっと顔を上げる。
「何はともあれ。これから僕と貴方はお互い命を預け合うパートナーですから」
 鮮やかな緑の瞳が笑む。
 イワンの利き手を取り、無駄の一切無い洗練された所作で身を折る姿に目を奪われた。

「バーナビーと言います。宜しくマスター。お名前は?」

 英雄が昇華された英霊の身でありながら、一介の魔術師に跪いた事実に慄く。
「ちょ、っと」
 慌てて視線を合わせるように膝をついた。きょとんと目を丸くする表情はどこか幼さを感じた。
 整った顔立ちのアーチャーに真っ直ぐ見詰められ、恥ずかしくなり俯く。小さく「あの」と言った言葉は届いたろうか。
「名前、教えて下さい」
「イワン……。イワン・カレリンです」
 イワン。小さく口の中で転がすように名を呼び、アーチャーは笑む。
 それは見た者を蕩かすような笑みだった。召喚陣から現れた時も思ったが、綺麗で格好良い人だ。同性であっても魅了する存在感が有る。
 見惚れたイワンの顎を、何を思ったかアーチャーは滑らかな指を滑らせ持ち上げた。
 いつも俯きがちな視線が上がる。
 え? と声を出す暇もなかった。
「……んんっ?」
 唇が触れたと同時に割って入ってくる舌先が、上顎を擽る。舌を絡められ吸われ、混ざり合った唾液が唐突に解放された唇の端を零れる。
「な、に……っ、するんですか!」
 呼吸困難による生理現象で潤む視界で、イワンは混乱したまま叫んだ。
 なんでこんな。
「すみません。どうも魔力の供給不足だったもので」
 涙目のイワンが睨み上げても、全く気にした風もないアーチャーがしれっと言う。
「知ってます? 一番手っ取り早い魔力供給は体液の摂取なんです」
 それは分かる。召喚或いは使い魔使役の知識で頭には入っている。
 けれど術者と召喚者の間には余程のことがない限り、魔力供給のパスが形成される。勿論イワンとアーチャーの間にも。こんな直接的な方法は必要ないのだ。
 しかしイワンの口の端を伝う唾液を指先で拭って、アーチャーは真っ赤に染まったマスターに自分の中で最高だと思われる笑顔を拵えた。
「ですから定期的にお願いしますね?」

「そんなの、絶対にごめんです!!」

 悲鳴のように返し、弾かれたように距離を取ったイワンが応接間から出て行く姿を、呆気にとられてみていたアーチャーがふっと浮かべる笑みを変えた。
 悲哀と寂寥の混じったものに。

 

 嘘。信じられない。
 脱兎のように自室に駆け込み、イワンはベッドに身を放る。
 スプリングの利いたベッドが細身を受け止め、陽光の香りを含んだシーツが安堵感を与えた。途端緩んだ緊張が、感情の抑制までも乱す。
 初日からこんな事では先が思いやられる。そうは分かっていても、余りにもショックで、溢れた涙を誤魔化すように枕に顔を埋めた。

(だってひどい)

 ――はじめてだったのに。

 


>>アーチャー:バーナビー。マスター:イワン。。。
   単独行動スキルを何よりバーナビーが求めたため、現界クラスはアーチャーに。
   若い頃(20くらい)のバーナビーが、ライダー(虎徹)のマスターとして聖杯戦争に参加。

   多次元世界では、バーナビーとイワンは知古で、
   両親の遺言の通りバーナビーは公正を努め、正義であろうとした。
   その際、イワンを犠牲にしてしまう。
   イワンを救いたくて、そのためなら自分を消してしまえばいいと
   今回は狙いまーす☆
   何よりイワンの身を大事にする。
   魔力供給といって、イワンの唇を奪うが、その必要は全くない。
リリア【Lilya】

ゆりかごの精霊。基本無口でゆらりゆらりとしたものが好き。優しく揺らす風が好き。
幼子をあやすゆりかごを司るためか、幼子の扱いは上手く、泣きじゃくる子どもを難なく泣き止ませる。
睡眠にも通じており、「悪夢を緩和する」「穏やかな眠りに導く」等の力も持つ。中でも時折口ずさむ子守歌の効果は絶大。

身長:163cm
髪:ローズドラジェ(薄いピンク:#e5c1cd)
瞳:アンティークグリーン(緑:#54917f)

一人称:僕
二人称:君、あなた
三人称:基本はさん付け。仲良くなると呼び捨てにもなります。



こんな感じ。性別は無いそんな感じ。
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プロフィール
HN:
くまがい
HP:
性別:
女性
自己紹介:
此処は思うがままにつらつらとその時書きたいものを書く掃き溜め。
サイトにあげる文章の草稿や、ただのメモ等もあがります。大体が修正されてサイトにin(笑
そんなところです。

ブログ内文章無断転載禁止ですよー。
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